Poe

GPT-4他AI軍団にMBAエッセイを校閲させる

ここ最近パートタイムの海外EMBAを受験していて、GPT-4など生成AIの進歩が著しいので、MBAエッセイの校閲をさせてみた。感想から言うと、MBAカウンセラーの仕事の5割くらいは代替出来てしまうのではないかと思った。(一方で、残りの5割位は、未だ専門家のサポートを依頼する価値が明らかな領域だと思う。)

AI軍団ことPoeについてはこちらを参照されたい。Poeを契約してAI軍団と友達になる

AI先生にエッセイ添削をお願いする方法

PoeではChat GPT, GPT-4の他に、Claude2というAnthropic社の開発したライバルAIが使える。実際の所これを試してみたくてPoeを契約した。

その他、GoogleのGeminiやMetaのLlamaなどを利用できる。
利用の仕方は簡単で、テキストをベタ打ちするか、Wordファイルをアップロードして、Review this essayなどと聞けばいい。

Claude2は、過去の会話の文字数をかなりたくさん覚えていてくれるのはポイントが高い。B大学のエッセイ執筆中に、「A大学の時に使ったあのネタ使えるかな?」のように会話ができる。GPT-4だと、まだそうもいかなくて、時々会話がかみ合わなくなって、「え、さっきの話忘れちゃったの?」みたいな時がある。ということもあり、スレッドをEssay Master、と名付けて、Claude2を自分の専属エッセイレビュアーとした。私の推しである。

エッセイを添付して、Proofread this essay for the university of XXX MBA program, などと聞いてみる。

coincidentlyとcoincidentallyの違いなんか知らなかった。

数秒以内に、カタカタとフィードバックをくれる。外部の英文校正サービスは数日かかることも普通だから、このスピードは驚異的だ。私はエッセイ添削専門家の指導も受けたが、しょぼいミスはこれで大分事前に潰せたので、時間とお金の節約になったと思う。

Poeでは前述の通り様々なAIが利用できる。有料契約すれば制約無く使えるし、ってことで、せっかくなのでProofreadには各社のAI全てを利用すると、AI巨人達にエッセイをフルボッコしてもらえる。

注意事項 – やっていいことといけないこと

これはMBAエッセイだけではなくて、論文作成を手伝ってもらう際なども同じだろうが、以下の様なDo’s and don’tsがあるとおもう。

  • Do’s
    • 文法エラー・用法の不自然な単語をチェックしてもらう
    • 文字数制限が厳しい際に、とある文をもっと短く言う方法が無いか検討する
    • 全体的な流れに不自然なところが無いかフィードバックをもらう。(Paragraph同士のつながりが明らかになっているかなど。)
      • E.g., Would it flow well if I rephrase ~~~ to ~~~?
    • とある個人的な経験を、エッセイ設問の趣旨に合致する形で利用できそうか、ディスカッションする
    • Optional Essay向けのネタが、Required Essayとのバランスを鑑みたときに、付加要素になりうるか、ディスカッションする
  • Don’ts
    • ネタを考えてもらう(言語道断、というか無味乾燥したものしか出てこないので、これをすると多分結局落ちる)
    • 言われたことを丸呑み・コピペして自分のエッセイにする(多分自分のwriting styleとの間に変な違和感が出ると思うし、時々同じ質問をしてもAIは異なる回答をしたり、間違えたりすることもある。)
    • 文字数をカウントさせる(何故かどのAIモデルも上手にできない。。)
    • 人間へのレビュー依頼を省略する(専門家サービスでもMBAホルダーの友達でもいいから見てもらった方が良い)

まとめ

AIにエッセイ添削させよう。私の推しはClaude2先生。

Posted by 効率化好きな人 in productivity, 0 comments