Everything 爆速ファイル検索ソフトウェア

Everything 爆速ファイル検索ソフトウェア

Everything (https://www.voidtools.com/)というファイル検索ソフトウェアを紹介

おぼろげにでもファイル名を覚えてたら、無くしたファイルも見つかるかも。

製品特長

ファイル検索ソフトウェアで、キーボード操作派には次の様なメリットがある

  • ファイルパスからもファイル名からも検索が出来て、とにかく早い
  • キーバインド変更可能
  • コマンドラインからの呼び出しと、他プログラムの呼び出し可能(あふx連携に必須)
  • 常駐サービスとして登録できるので、一瞬で呼び出せる

以下はYoutubeで見つけたデモ。インド英語の練習にもなるよ。そんなになまってないけど。

https://www.youtube.com/watch?v=pUQh2DY3kms

操作例

試しにOfficeソフトウェアのexeファイルってどこにあるんだったっけ、、と検索してみた。windowを開いて、”program files office exe”と入力していくと、1文字入力するごとに検索結果が変わり、最終的に以下の様な結果になった。

初期設定

まずは、いつ呼び出してもすぐ検索が開始出来る臨戦態勢になるように、OptionからEverything Serviceにチェックを入れる。

試してないけどLanguage見ると日本語もあるね。

UIセクションで、Run in backgroundにもチェック

あとは検索のさじ加減とか表示形式とか、キーボードショートカットとか変更可能。

あふxとの連携は別記事で記載予定。

まとめ

Everything というツールを使うとwindows explorerのファイル検索には戻れなくなる。

インストール不要なのも素敵。

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クリップボードの履歴をWin + V で呼び出す

クリップボードの履歴をWin + V で呼び出す

短めの記事。Windowsのクリップボード拡張機能。

Windows 10時代にリリースされてしばらく経つ超便利機能であるものの、まだあまり知られていない気がするのでシェア。

URLをコピーして、貼り付けてー、画像をまたコピーして貼り付けてー、といった作業を繰り返していると、「あ、、一つ前にコピーした内容をまた貼り付けたい…」と思うことたくさんあると思う。そんな時にWin + Vを押下してみると…

ちなみにスクリーンショットはWin + Shift + Sで取れる

なんとこれまでCtrl + Cでクリップボードにコピーした履歴が一覧表示される。過去コピーした内容をペーストしたい場合はこの中から選べばOK。

画像も履歴に残るし、ピン留めも出来るし、これで満足。クリップボード拡張ソフトは最早不要である。


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あふw ~全てのファイル操作はキーボードのみで~ 紹介編

あふw ~全てのファイル操作はキーボードのみで~ 紹介編

マウスは出来れば窓から投げ捨てて、可能な限り全ての操作をキーボードだけで行いたい。Windowsで仕事をしているならば、ここで案外ボトルネックになるのが、以下に挙げるようなファイル操作である。

  • ファイルのコピー
  • フォルダ名の変更
  • zipの圧縮・解凍

そこで利用するソフトウェアが、「あふw」である。

ツールの紹介

このファイラのすごいところは、

  • 全てのキーバインドをカスタマイズできる
  • むしろマウスではほぼ使えない
  • 工夫次第でいくらでも外部アプリケーションと連携出来る

正直変態向けファイラと言って良いと差し支えないと思う。見た目は標準的な2画面ファイラで、こんな感じ。

Solarized風の色味にしている。色もフォントも変更できる。

キーバインドもどうにでも変更ができる。例えば自分はhjklを使ってvim風にカーソルを移動出来るようにしている。

ファイルのコピー、移動、削除、リネームなんかも当然キーボードだけで実現できる。

どれほど強力な(変態)ツールなのか知ってもらいたいので、以下にいくつか利用例を紹介する。

使い方集

お気に入りフォルダに一瞬でジャンプ

お気に入りフォルダメニューを作っておけば、瞬時に対象のフォルダに移動することができる。当然キーボードだけで。

メニューにあるようにポチエスという変態ツールともあふwを組み合わせている

作業用フォルダとかダウンロードフォルダとか、よくアクセスするような所はここにまとめておけば、キーボードだけでたやすく訪れることができる。

自分の場合、Alt + Jでこのメニューが出るようにしてあるので、すかさずLを押せばダウンロードフォルダにジャンプできる。

ファイルを圧縮する

ファイル圧縮に自分は特にこだわりがないので、軽快なLhaplusを使っている。

とりあえずhogehoge.txtをzipに圧縮するならば、まずはスペースでファイルを選択して、Pを押すとオレオレ圧縮サブメニューが表示される。

ディレクトリとフォルダの表記揺れには今気がついた

とりあえず同じフォルダに圧縮するならばFを押せば完了だ。

ここまでをまとめると、スペース –> P –> Fで終了だ。たった3つのキーで操作が完了した。

フォルダの中身をまるごとzipにしたい時もあると思う。そんな時はフォルダを選択して、Pでメニューを出し、Pだ。

右に20200425_zip.zipが作成された

またしてもキー入力はたった3回だ。スペース –> P –> Pである。パスワード付きや解凍もこのオレオレメニューから実行可能だ。

要はコマンドラインに引数付けて呼び出せるアプリケーションなら何でも統合できる。

なお、PにLhaplusメニューを割り当てているのは私個人の設定であるので、その辺は自分で設定して覚える必要がある。

さくっとテキストファイルのDiffをチェックする

WinMergeというアプリケーションでテキストファイルのDiffを取ることができる。これもあふwから呼び出せる。

Diffしたい二つのファイルを選択して、、(スペース、スペース)

スペースを押すとカーソル上のファイルが選択状態になり、かつ下のファイルにカーソルが当たる。もう一回スペースを押せば良い。

Alt + Dを押すと、、一瞬でWinMergeがdiffを示してくれる。ここまで1秒くらいだ。

hogehoge2.txtにのみ2行目があるようだ

Alt + Dというのも無論私個人の設定であるので、これを覚える必要はある。

その他利用例

スクリーンショットを貼るのが大変なので文字だけでの紹介すると、他にも自分は以下のようなコマンドを登録している

  • Everythingという超高速ファイル検索ツールと連動して、検索結果のフォルダを表示する
  • 現在のフォルダをコマンドプロンプトで開く
  • 現在のフォルダをgit bashで開く
  • ポチエスという拡張子判別ツール経由でファイルを開く

他にも色々設定している気がするものの、書き出してみようとすると思い出せない。。

私の設定に興味持った方がいたらコメント下されば設定晒します。

応用編を書きました。

Everythingとの連携について書きました。

そのうち応用編ではポチエスとの連動について語ってみよう。

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Teams/Zoom等Web会議システムで、Pauseキーをトグルミュートとして使う

Teams/Zoom等Web会議システムで、Pauseキーをトグルミュートとして使う

在宅勤務でWeb会議増えがちなのでWeb会議システムに依らず物理ボタン1つでミュートオン/オフをトグルする事ができる方法を考えた。一言で言うとPauseキーとAutohotkeyを使う。

在宅勤務が続いて、国内の人ともZoomやMicrosoft Teams で会議をすることが増えた。Web会議でありがちなのは、ミュートし忘れ・解除し忘れだ。コレ自体を防ぐには今のところ「気を付ける」しか方法がなさそうであるが、いかんせんトグルミュートのキーボードショートカットキーは使いづらいし、アプリによってまちまちだ。

アプリによってミュートのキーボードショートカット違うのが(しょうがないんだろうけど)やはり気に入らない。直感的に切替える方法は無いものか、とキーボードに目をやると、そこにはPauseキーが!!!

US配列87キー。テンキーがあるとマウスが遠くなるからだめ。

そういえば何に使うのこれ、、と思って調べてみると、、

プログラムの暴走を止めたり、役に立つ情報を表示したりと、たまには便利な使い道があるようです。

https://sittoku.net/pause-break-key.html

うん、潰して良さそうだ…

ということで、効率化マニア御用達のAutohotkeyを使って、ZoomでもMicrosoft TeamsでもPauseキー1ボタンでトグルミュートが出来るスクリプトを作った。ついでにディスコンが決まっているSkype for Businessも仲間に入れてあげた。

; Unify "Toggle Mute" across all video conference apps
Pause::
if ( WinActive("ahk_class ZPContentViewWndClass")  ){
	Send, !a ;Zoom
}else if ( WinActive("ahk_exe Teams.exe") ) {
	Send, ^+m ; Microsoft Teams
}else if ( WinActive("ahk_exe lync.exe") ) {
	Send, #{F4} ; Skype for business
}

ちなみに、

  • Zoomのミュートは[Alt] + A
  • Microsoft Teamsのミュートは[Ctrl] + [Shift] + M
    • さっとググったらWebExも同じっぽい
  • Skype for businessは[Win] + F4

WinActive関数の中に対象のウィンドウを突っ込めば、アプリケーションに応じて別のキーを送る事が出来るようになる。(ところでSkype for businessのキーボードショートカットセンス悪すぎない?)

アプリケーションの中でも特定のウィンドウを指定したい場合はahk_class、ざっくりアプリケーションが特定できていれば良ければ、ahk_exeを使う。

ahk_classやahk_exeに何を設定したら良いかは、AutoHotKeyのWindow Spy画面を呼び出すと分かる。

WebExあんまり使わないので、何て出てくるか誰か教えてください…

蛇足

AutoHotKeyはWindowsユーザには神ツールで、アイディアさえあればいろんな事に使える。

右Altが要らないのでクリップボードの英語を一発でGoogle翻訳するのに使う(DeepLも対応)

右Altキーが要らないので違う使い道を考える – Vim風カーソル移動編

以下は昔からある、「Web会議あるある」の古典ムービー。自分が知ったのはこれ出た当時だけど、今見ても良く出来てると思う。

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クイックアクセスツールバーを使い倒す極意と設定のコツ 序章

クイックアクセスツールバーを使い倒す極意と設定のコツ 序章

Office製品に備わっているクイックアクセスツールバーをご存じだろうか。

これを使うと、Officeのどんな機能もキーボードショートカットに魔改造することができる。

私のパワポのクイックアクセスツールバー

Office製品で[Alt]キーを1回押下すると、上図のような黄色いナビゲーションが出てくる。あとはナビゲーションの指示に従って順にキーボードを入力していけば、目指すボタンを押したのと同じ効果が得られる。

[Alt]の次に数字の1を押した例

そこで、よく使う機能をこの領域に並べることで、ほぼ全ての機能をキーボードだけで完結することが出来るようになる。

設定方法

並べたい機能をリボン上で右クリックして、「クイックアクセスツールバー」に加えるだけ。

日本語だと「クイックアクセスツールバーに追加」

並び順を変えたければ、「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」を開くとポチポチカスタマイズする事が出来る。

英語版でいつもすみません…

この画面から既存設定のインポート・エクスポートも出来るので、githubのdotfiles(もしくはその辺のクラウドサービスでも十分なんだけど)にでもぶち込んでおけば、新しいWindowsマシンをセットアップする際も一瞬で全ての能力を継承することができる。

応用例

例えばPowerPointで、なんだか知らないが3つの案「松」「竹」「梅」を並べたスライドを作る場合。下図左のダメな例は少し誇張しすぎている感もあるとは言え、世にはこの状態のスライドが溢れている。これでは世界は平和にならない。ダメなポイントは以下である。

  • 「案」の文字が左にビミョーにずれている
  • 「梅」案の箱も若干右にずれている
  • 松竹梅が等間隔に並んでいない
赤い点線は解説のためだけに入れている

これを右のようにピシッと並べたい。慣れるとこの作業は1秒くらいでできる。

私の場合、こうする。

  • 「案」「松」「竹」「梅」の4オブジェクトをマウスで選択する。
4つのオブジェクトが選択されている
  • [Alt] –> 1 –> C で、まずは左右中央揃えをする。するとこうなる。
まずはコイツ
とりあえず縦の並びが揃った
  • 次に[Alt] –> 1 –> V で、オブジェクトを上下に整列する。
次はコイツ
スッキリ

これで、松竹梅が無事等間隔に並んだのがお分かりいただけるだろうか。「オブジェクトを選択する」事に一番時間が掛かるくらいだ。[Alt] –> 1 –> C –> [Alt] –> 1 –> Vは流れるように入力できる。

設定のコツ・考察

私は以下の様な事をいつも意識しながらクイックアクセスツールバーのアイテムを管理している。

  • キーボードショートカットキーやアクセスキーが最初から存在する機能はなるべく使わない
  • どのオフィスソフトでも使う共通的な機能(例えばフォントサイズ)はなるべく同じ数字の所に並べる
    • 例: 私の場合、WordでもExcelでもPowerPointでもOutlookでも[Alt] –> 2は、フォントサイズの指定
  • 一番使う機能上位9個を厳選する
    • なぜならば、10個目からはアクセスキーが[09]のように二桁になってしまうから
  • ドロップダウンで更なる条件が選択できる場合はなるべくメニュー自体を登録する(上記応用例のように)
    • 例: 「左揃え」だけでクイックアクセスツールバーの貴重なスペースを一つ消費してしまうのはもったいないし記憶しきれない。そこで、「配置」メニュー自体をクイックアクセスツールバーに登録する。そうすると、サブメニューとして、左なり右なり、次のキーボードで打ち込むことができる。
    • と言いながら自分も「最前面に配置」などは1個消費してるが…
  • Officeの表示言語は英語の方がキーを覚えやすい。特に上記の「配置」のように、サブメニューがあるとき。
左右中央揃えが(C)enterって覚えられなくない?
  • ちなみに、ある方法を使うとマクロ機能もクイックアクセスツールバーに割り当てることができる。(ある方法についてはそのうち別ポストで書きます)
  • ちなみにMacのクイックアクセスツールバーはクソ。最近になってある程度自由度が増したようだが、上述の[Alt]からのアクセスキー攻撃に全く対応していない。私が会社のパソコンをMacにしないのは、ただ一つこのクソ仕様のせい。
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Winキー + 数字キーでよく使うアプリを秒で行き来する

Winキー + 数字キーでよく使うアプリを秒で行き来する

Winキー + 数字キーを使うと素早くアプリケーション切替が出来るよ、というおはなし。

想定シチュエーション

Windowsでアプリケーションを遷移するときのキーボードショートカットとしてメジャーなのは、[Alt] + [Tab]。これは当然よく使う。

このキーボードショートカットが強力なシナリオは、今さっき開いてたウィンドウに戻るとき。例えば、ブラウザの何かをコピーして、Excelに貼り付けて、もう一回ブラウザに戻って、、を繰り返すようなとき。

Alt + Tabのスクリーンショットを取るのに苦労した

Windowsで仮想デスクトップを使う人は、[Win] + [Tab]派の人もいるかもしれない。こちらの方が視認性が高いものの、何となく描画が遅い。。

さて、それでは例えば、PowerPointとExcelを行き来してプレゼンとかを作ってて、「あれ次の会議何時からだっけ?(Outlookを見たい)」みたいな時にはどうするか。

こんなときにつかえるのが[Win] + 数字キーである。

私のタスクバー

[Win] + 数字キーを押すと、タスクバーの並びにあわせて、対応する数字のところにあるアプリケーションを最前面に表示してくれるのだ。私の場合1のところにChrome, 2のところにあふwといった具合だ。

つまり、[Win]キーとの組み合わせることにより、自分が最もよく使うアプリケーション10選を秒で呼び出すことが可能になる。もちろん順番を覚える必要はある。

事前準備

このキーボードショートカットを効率的に使うために、自分のアプリ10選を、タスクバーにピン留めしておこう。

よく使うアプリをタスクバー上で右クリックして、ピン留め。そして、タスクバー上のアイコンをドラッグすると、並び順を変えられる。

日本語は「タスクバーにピン留めする」だったと思う

仕事中にヤフーニュース見てる不良社員も、これで瞬時にOutlookに画面を切替えることが出来る。

留意事項

当然、1のところにChromeを配置した、というのは記憶しておく必要がある。

そして、0よりも右にピン留めしても(10個以上ピン留めしても)、それらは今回のキーボードショートカットで呼び出すことは出来ない。取捨選択が大事。(と言っても多くの人は10個あれば大体足りると思う。)

その他タスクバーの効率化着眼点

  • このキーボードショートカットを直感的に利用するためには、タスクバーは上か下に配置したほうが良いと思う
  • 1, 2, 3くらいまでは左手だけでWinキーを押しながら行ける。ブラウザ、ファイラ、メールが不動のクリーンナップだと思う
  • アプリケーションの表示領域を最大化するためにはアイコンは小さくするべし(Windows 11だと標準ではできなくなった)
  • デフォルトで表示されている検索ウィンドウは消そう。

まとめ

キーボードショートカット [Win]キー + 数字キー を使うと、タスクバーに並んだアプリを秒で呼び出すことができる。

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